2022年08月05日
徒然日記 80
何と私の身体は長持ちしそう!
私の住んでいるマンションは、かなりデカい!もちろんタワー棟もあるし、屏風状の棟も7階建ての棟もある。デカいというのは、3棟合わせると1500室くらい部屋があるそうで、ひとつの部屋に平均3人が住んでいると仮定すると、4500人がそこで生活を営んでいる計算になる。少なくとも4000人は住んでいるんじゃないかなぁ!私が住みだした10年前は、野っ原、空き地が多く、東京湾のレインボーブリッジを通して富士山も東京タワーも、右を向けば聖路加ツインタワーや東京スカイツリーも見えた。海に沿った桜並木を歩けば、目の前のレインボーブリッジ越しに品川にある多くの埠頭や浜離宮、インターコンチネンタルホテルなどが観られた。
豊洲市場が出来るとたちまち橋が増え、直接レインボーブリッジは見えなくなった。レインボーブリッジは、一番背の高い橋だから、夜になればライティングされて上のほうだけが見える。オリンピック村が出来、晴海ふ頭が整備され『雨後の竹の子』ってこんなことを言うのだなぁ!と思うほどにタワーマンションが、対岸の富士を隠し、東京タワーは隙間から覗かねば観られなくした。
それに、マンションブームと湾岸ブームが重なり、今じゃとても高価で手が出ないような値が付きだした。以前から子供達も沢山住んでいて保育の施設が充実しているし、小学校が足りなくて新しく建てるという珍しい現象も起きた。小さな街のクリニックとしてマンションのワンフロアにあった昭和医大クリニックも大きな建物として独立し、偉そうになった。高級外車のディーラーが立ち並ぶ街に変貌した。雨が降れば地下鉄の駅から部屋のドアまで傘はいらない!
こう書くと何か自慢話のように聞こえるかも知れないが、野っ原だったのだ。それが、10年でマンションとオフィスビルの谷間に車が走るマンハッタン風の風景と化してしまった。売ればラッキーだろうが、住んでいる家は儲けのためには、そうそう売れない。ただ、へぇ~、今じゃ買えないねぇ、億ションになっちまったじゃないか!取らぬ狸の革算用や買ってもいない7億円のジャンボ宝くじの当たったらの話をしているような空虚さがある。
若者も多いが年寄も多い!昭和医大、聖路加、順天堂、慈恵医大、がんセンターは、タクシーでも近い。老人が住むには良い環境なのだ。ある噂好きから聞いた話だが、東京都が実験のために開発していると言う。地下鉄も、駅にもう2線線路を造り、蓋で覆っている。豊洲と住吉に豊住線という地下鉄が出来るとも噂好きから聞いた。それが、どこからか乗り入れて、やがて新横浜まで繋がると言っている。が、出来たところで私は、観ることさえもなかろうと思っている。そんな話をしたら「いえいえ、お前さんは、後期高齢者にしちゃ元気だよ!」と言われた。
脳卒中になっていないから、手も震えず、杖も持たない。耳は、遠いが病のせいでは無く、ドラムとベースのせい。バンドをやっていると耳が悪くなる。先日、東京湾に並行した道を100m全速で走ってみた。中高時代短距離の選手だった私は、京大の森谷名誉教授の筋電メディカルEMSに出会っちゃったおかげで、変な後期高齢者になってしまったらしい。私は、変なオジ(イ)さんである。